はじめに: 地図の閲覧にはOpenStreetMap アカウントは不要です。
OsmHydrant の手助けにより、次のようなことができます:
OsmHydrantでは以下の種別の消火設備が表示されます:
emergency=fire_hydrant
これは柱型、地下、壁面、湖沼の固定接続口などを含みます。
emergency=suction_point
これは指定あるいは特に用意された河川や湖沼から水を汲み上げる地点です。固定された接続口(取水チューブ)を含む場合は消火栓の種別を使用します。
emergency=water_tank
消防署のための取水用の大きな水槽。
emergency=fire_water_pond
OsmHydrant ではこのシンボルで表示されますが、編集はできません。防火用水池をマッピングしたい場合はOpenStreetMap のウェブサイトで編集できます。
OsmHydrant 利用時には以下機能がサポートされます:
OsmHydrant を快適に利用するには最新のブラウザを推奨します。
OsmHydrant を使って消火設備を追加、編集したい場合には、OpenStreetMap アカウントが必要です。 しかしながら、 OpenStreetMapアカウント登録は無料です。
各セッションを始める前に、消火設備を追加したり既存のものを編集するところで、OpenStreetMapに自分のアカウントでログインしてOsmHydrantアプリにあなたのアカウント名で地図を編集する許可を与える必要があります。セッションを始めるにはOAuth/Loginをクリックしてください。
ログインが完了すると、左ツールバーにある消火栓シンボルをクリックして、消火栓などを新規作成することができます。
新しい消火栓は地図の中央に配置されます。これであなたは自分のポインティング装置やモバイル装置上で指を使って、その位置を設定することができます。
位置合わせを簡単にするために、別の基図を使うことができます。地図内のレイヤシンボルを通して空撮画像ビューに切り替えることができます。
地図上に表示されている色付きの十字カーソルを動かしたり、あるいは十字カーソルをその位置に置いたまま地図を動かすことができます。
継手の種別および 継手 という項目は消火栓のアクセスピンを指定することを意図しています。
Storz
という種別を使う際には、1A/1B/2C
という値はその消火栓が4つのコネクターを持っていることを意味しています:
While Storz
継手は世界じゅうの多くの国々で使われていますが、文字 (A,B,C,D) がよく使われるのはドイツ語圏のみです。
代替案として、継手の項目には例えば、1x110/1x75/2x52
を使うことを提案します。
他の継手種別:
Guillemin
(フランス & ベルギー),
Gost
(ロシア),
Instantaneous
(英国),
Barcelona
(スペイン),
UNI
(イタリア),
...
以下の問題はOsmHydrantでは解決できないため、利用を制限することになります:
既存の消火設備はOverpassクエリーで取得します。そのデータはリアルタイムという訳ではありません。このため、新たに追加された消火栓が地図に追加されるまでしばらく時間が掛かります(通常は20分程度、遅くとも1時間程度)。
地図は動的に生成されます。地図上のオブジェクトは外部のサーバからクエリーで取得されます。このため読み込みに多少時間が掛かることがあります。地図の閲覧だけであれば、OpenFireMapの利用もご検討ください。
機能は次々と追加されます。主な機能を見逃した場合は私に連絡してください。
OpenStreetMapの消火栓が全て実際に存在するかどうかについての保証はありません。基本的にユーザは誤ったデータを登録することもできてしまいます。
そのため、このデータを利用する場合には十分注意してください。消火設備の正確な位置を頼りにすることはお勧めしません。その代り、このツールを使ってすべての消火設備をマッピングし、印刷してください。緊急時の紙の利用はいつでもたとえばスマートフォンより信頼できます。
データ誤りの別の理由は消火栓データが削除されるかもしれない点です。悪意であれ、組織的な修正であれ、いずれの場合でもOpenStreetMapコミュニティはいずれ誤ったデータを修正するでしょう。誤ったデータを追加したユーザは識別あるいはブロックされ、その変更内容はもとに戻されるか、別のメンバーが正しく修正するでしょう。